健康が一番

先週の水曜日から母親が入院しているらしい。父親からの電話でそのことを知ったのだが、父親から送られてくるショートメッセージが「落ち着いたら電話をくれ」という類の文面であり、読んだものを実に不安にさせる。もちろん、父親にそんな意図はないのであろうが。

入院して明日で10日になるが、入院直前の状態と同じく、物を食べることができないらしい。食欲がない、ということらしいが、病院でトイレに行って戻るにも体がしんどくて、それだけで30分かかってしまうとか。易疲労性のことを医者からは指摘されているが、屋外での土いじりの際の熱中症の延長なのかどうかもはっきりしないまま、1週間が過ぎてしまった。父親からはセカンドオピニオンという言葉が出てきたが、原因不明のまま不確定な回復を待つよりは、周囲の人間にとってはそのほうが安心できる。

 

もしかしたら、30半ばになっても、一向に良い話が出てこない息子が病ませてしまったのかもしれない。

変化を求めて

明らかに仕事に対する意欲が落ちている。今年度持っている主な仕事を改めて挙げると、その種類の多さから途方に暮れる。3年担任、地理歴史・公民科主任、教務課、進路課、情報セキュリティ実務担当者、バレーボール部顧問、野球部責任教師。小規模校ということもあり、教員1人に対する荷重は大規模校のそれとは比べ物にならない。そして連年の3年担任。昨年度の3年生と比べると精神的に幼い生徒が多く、担任業務だけでも非常に手間がかかっている。

授業では、6年ぶりの日本史B(しかも5単位)や、新科目の地理総合および歴史総合を持っている。3年間続いたルーティンが崩れ、大きな負担を感じている。慣れた授業をすることがいかに楽だったか、ということを思い知らされている。

さらに、今年度の入学生からは新学習指導要領の実施に伴う観点別学習状況評価が実施される。評価のための材料づくりに追われるとともに、校務管理支援システムの責任者として遅滞なきよう職員にシステムの操作方法を周知しなければならない。

そういったことを考えていると、あまりにもやることが多すぎて、何もやりたくなくなってくる。昨年度は責任感や同僚との一体感から常に前を向き続けることができていた。それが今年度は、なんとも情けない姿である。どれだけ多忙が極まっても、気持ち一つで前向きになれるとは思うが、なかなかそのきっかけを掴めないでいる。この独白は、変化を求めての自分なりの足掻きであろう。もちろん、洗練された文章に触発されたことが一番の理由ではあるが。

思い立ったが吉日、文章化しておく。それにしても、仕事の話を自分で記録したところで芸術性に欠け、読み返しても何も面白くない。

SUKOSHI FUSHIGI

そういう時、ひとは「音楽」を聴き、「小説」を読み、「映画」や「演劇」に親しみ、そして時には、「漫画」を手に取ってみる。傷ついて、「心」を慰めてもらいたいからである。(『藤子・F・不二雄少年SF短編集=1』解説(大林宣彦)より)

藤子Fは天才である。

2020年夏

この備忘録は誰かに見られることを想定していない。もちろんIDやサムネイルで私が誰なのかを判別することは容易いであろうが、それは私にとってどうでもいいことである。見られようが見られまいが関係なく、私自身が見返したときに記録として消費できればいい。その程度のスタンスである。

執筆は思い立ったが吉日。さて、2020年8月の記録。

 

8月8日(土)

部活終了後、職員室の机周りの整理。16時職場発、SAで買い物等を済ませて20時20分実家着。R317・R379経由。先月拾った猫に警戒される。

 

8月9日(日)

10時実家発、妹夫婦の新居へ。妹の夫の実家および道の駅に寄り、再び妹の新居で昼食をとり、ヤマト運輸の集配センター経由で帰宅。集会所では消防団関係の催しが行われていた。その後I.K氏の家に行き、採用試験の反省会。お呼ばれで21時頃から再度I.K氏の家でしっぽりと飲み会。最後は日本酒が入った状態で2kmラン。

 

8月10日(月)

朝食後、午前中は二日酔いのためソファーで二度寝。15時前からハイドラ!のチェックポイント巡り。北宇和島駅、須賀川ダム、宇和島駅など。やすらぎの里でホームアップ購入。ゲオで『贖罪』の上編と『昼顔』を借りる。明屋書店宮脇書店で本の物色。夜はY.K氏とスカイプ

 

8月11日(火)

9時頃、律義にI.K氏が採用試験の結果を報告しに来訪。その後、10時発で母親を連れて市立病院の耳鼻科へ。偶然にもY.K氏の母に会う。Ken's Cafeのソフトクリーム(税込275円)。エースワンで買い物。帰宅して昼食(エースワンの握り寿司)後、I.K氏の自宅へ行き採用試験の分析会。最後にケーズデンキルーター購入。

 

8月12日(水)

10時発、ユニペトうわインターSSで給油後、r29・R441・r35・R197経由で須崎へ。須崎からは野見経由で横浪半島へ。マルナカで買い物後、マンホールカードを2枚手に入れ、A'路線について理解すべくR56経由で帰路につく。340kmを超える行程だった。

 

8月13日(木)

フジへ肉等を買いに行き、昼はホットプレートで焼肉。14時頃からI.K氏と八つ鹿および2nd STREETへ。成川では購入したロッジを見せてもらった。R320でアイスクリンの露天商。帰宅後はR378・r344の旅。れんげのダイソーでクロックスもどき購入。最後にマクドナルドのマックシェイク(バナナ味)とコーヒー。コーヒーはやはり味が変わった。駅前通りは暗渠が完全に撤去されていた。累計走行距離20,000kmでリセット。『贖罪』(上編)の残りと『昼顔』をはしご。伊藤歩に惚れ直した。

 

8月14日(金)

午前中はユーザーアカウントの修復。13時半頃からレンタル品の返却と土産を買いに宇和島へ。帰宅後、K.H氏からゆうパケットのことで連絡があり、配達してもらった。16時実家発、知清のファミリーマートで休憩後R56・r23・R317経由で北上。S.U氏と15分程度話した後、コスモスで買い物、兄と車内通話をしつつ20時30分着。帰宅後、少しは家事をした。

 

高校の同期に会うことのない稀な夏だったが、I.K氏の存在も大きかった。猫の存在は家族にとって大きな意味を持ちそうである。

感慨

長い間抜けられなかったトンネルをようやく抜けることができた。嬉しい。心の底から嬉しい。ここ数年こんなことあっただろうか。自信や自尊心を失いつつあったが、ようやく実を結んだことで好転しそうだ。

新たな気持ちを持って、この先を生きていきたい。